「光がふたりを見つけた日」

夕方のやわらかい光が、ゆっくりと壁をなぞっていく。
その隙間に、そっと寄り添うふたり。
特別なポーズなんていらない。
言葉もいらない。
ただ、同じ方向を見て立っているだけで伝わるものがある。
赤レンガの無機質な質感と、
そこに差し込むあたたかい光。
そのコントラストの中で、
ふたりの空気だけがやさしく浮かび上がる。
きっとこの瞬間、
ふたりは“写真を撮られている”ことなんて忘れてる。
ただ一緒にいることが、
こんなにも自然で、心地いいっていうこと。
それがちゃんと写ってる。
時間が経って見返したとき、
この光ごと、空気ごと、
その日の気持ちまで思い出せる一枚。
そんな写真を、これからも残していきたい。